放課後の渡り廊下

教育に関してあれこれ迷い悩みながら書いています。

今ここに、あなたもわたしもいない。

今日大学構内で自転車に乗っていた時、前からやってくる人がスマホを持っていた。 自転車を蛇行運転しながら目はスマホ画面にある。 人通りの少ない時間とはいえ、正面の自転車の存在にも気づかない様子。 仕方がないので、路線変更、道を譲った。 最近、こ…

授業記録と学習記録は違う。

授業の終わりに書く記録は、その日の授業がどのようなものだったのか記録されることが多いので、授業記録の意味合いが強い。 私は、学習記録を書かせている時、「授業記録」と「学習記録」の違いがよくわからなかった。毎時間の授業の記録は、そのまま学習記…

問い立てと論文

引き続き、修士論文執筆中である。 今日の気づきは、今書いている章がこれまでの論文と違って書きやすいことだ。 その理由はどこにあるかというと、問いのクリアさにあるのだと思う。 私が今、論文を書いている時の思考の流れはこんな感じだ。 ①どのような問…

数字はひとつのモチベーション

今日は8000字書く。 作文授業の振り返りで、「〇枚書いた」といった記述が目立つ。もちろん、量的な振り返りだけではなく、自分の思考過程とか内容面での検討など振り返りの視点は一つに固定せずさまざまに見方を変えてみてほしいのだけれど、自分がどの…

論文執筆過程での学び

今日も論文執筆作業の日。論理のこと、まとまらない文章構成のこと、問いのブラッシュアップのこと、難しい課題と向き合う。 午後は免許申請のための書類作り。こういうのは早く電子化してくれたら楽なのになあと思う。

非日常の空気

今日から学園祭の大学。非日常の空気が大学内いっぱいになる。喧騒を避けて大学図書館に行くもののやはり落ち着かない一日。 ありきたりな言い訳だが、自分の書こうとしていることがまとまっていないので、すっきりとした文章を書くことが難しいな、と感じる…

板書はいつまで美しいといいのか

授業におけるノートは、板書を写す指導から始まることが多く、教師の板書技術がどうあるべきかを課題とする場合が多い。この意識は特に小学校の実践に多く見られるのだけれど、中学校で授業をする私も板書を美しく書けた方がいいなという思いはある。 実際、…

お休み

学会もパスして、2日間こもって本を読んだり、メモを書いたり。 コミュニケーション目的で人に会うのはいいかなと、最近思う。 良いと言われることは、頭ではわかっていても、感情は閉じていく。 週末後半は思考疲れで、しっかりと忘却して休む。 0か100かに…

書けない日の感情を振り返る。

今日は大学院の授業内で修士論文の第1章にあたる先行研究のレビューを発表した。私にとっては、発表という締切までに「書く」ということ自体に意義があった。「なかなか全体像が見えないなぁ」「よくわからないなぁ」と思いながらも、自分でも明確に説明でき…

情報探索の知識

中間発表会で先行研究の整理が課題だとわかってから、ずっと資料探索をしている。収集しては、読んで(書きながら読まないと理解が進まないので、ひたすらアナログでメモ)、そしてまとめる(まとめはデジタル、ワードで文章化)。あとは、話すようにしてア…

思考を促すことばの提示

充実した学習記録の記述はどのように生まれるのか。 そのヒントとして、学習の手引きを読む。 大村はま国語教室 第3巻 古典に親しませる学習指導 作者: 大村はま 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 1983/01/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る…

アランフェス

東京オペラシティ。 フィリピンフィル。 3階席1000円。 アランフェス協奏曲。 モバイルを持たなくなってすっかり時代遅れの人間。 移動中に読んだ本。 伏線の女王。 かがみの孤城 作者: 辻村深月 出版社/メーカー: ポプラ社 発売日: 2017/05/11 メディア: …

困っている。

大村全集12巻より、学習記録の効果・効用のまとめ。それからノート指導実践のまとめ。そして大量に文献印刷。要領を得ていないが、時間を使ってとにかくやっていくしかない。「しかない」と言っている時点で、思考停止している自分に気づいている。だいぶわ…

「そもそも…」に立ち戻る。

修士論文中間発表会が終了。 発表内容としては、これまでの記述分析の結果と考察、章立ての報告だった。自分でも課題だと感じていた研究としての位置づけが十分に言語化できておらず、今一度「学習記録」の意義を問い直すことが必要だとわかった。学習方法と…

次のことを考え続ける

昨日と今日はほぼ2日間まるまる資料作成で過ごす。4月から始まった記述分析の視点は、5つの単元の授業分析の視点を得ることとなった。どの授業も反省しないことはないわけで、ジャッジを下ろさずに認識を記述していくことが最も困難なことだった。極端にネ…

小手先だけの分析になっていないか?

これまで試論として取り組んできた記述分析を、一つの枠組みに沿って可視化する作業を行っている。記述を数値化して表やグラフにすると、今まで見えなかった事実が浮き上がってくる。 しかし、このデータは仮想世界のもの。私たちは授業分析をしようとしたと…

ざっくりと1年間の学習記録を読んでみた。

引き続き、これまでの調査結果をまとめた中間発表の資料を作成した。 と同時に、新たな調査も進めていく。先週末にデータ化した抽出生徒の1年間の記録である(計画では3年間分見る予定が、資料が見つからなかったりして後回しになりつつある…)。 これまで…

学習の収束とは、何をすることなのか?

来週に迫っている中間発表会に向けて、ひたすら収束の作業。今日はこれまでのブログの記述を関連付けする作業。いわば凝縮ポートフォリオ作成に近い。 ただ、研究としての論文は、自己満足で作品を集めるだけではないので、わかってもらえるように題材を選び…

分けられないことがある

ちょっと寄り道。授業研究のストーリーを読みたくて以下の本を手に取る。 日本の授業研究〈上巻〉授業研究の歴史と教師教育 作者: 日本教育方法学会 出版社/メーカー: 学文社 発売日: 2009/10/01 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 22回 この商品を含む…

書くことによって認識が深くなるってどういうことか

記録を書くことと考えることはどういう関係にあるのだろうか。授業の記録を書いている時に、学習者は何を考え、どのような気づきを得るのだろうか。書いている時の思考過程が気になって以下の本を手にする。 子どもの文章―書くこと考えること (シリーズ人間…

実践を整理するための観点と授業づくりで大切にしたいこと

今日は現実的な作業の1日。 10月3日の修士論文中間発表に向けて、これまでの調査のまとめを作り始める。今月上旬に一度作ったプロットとは違った見方が出て来ている。いろいろな疑問点をまとめていくと、学習記録をめぐって「①目的②内容③機能④形態⑤方法⑥評価…

どうして単発的な創造になってしまうのか。

単元ごとの記録を分析していたが、やはり年間を通した記述を追わなければ意味がないなぁという思いにかられて、3連休は決意して、抽出生徒の記述をデータ化する。 記録の記述だけではなく、授業内容、課題、メモ、ワークシートの内容など、情報は多くなる一…

終わった直後に言語化できないこともある。

インプロ授業に参加してきた。体験後の記録について、私以外の参加者(おとな)からおもしろい話を聞く。「楽しい」感覚のあいまいさについてだ。 「楽しい」という実感は時間が経ってみると「そうでもないな」と感じたり、逆に体験が終わってすぐは何も実感…

書くことの授業と読むことの授業で記述内容はどう違うか。

作文の授業の学習記録分析つづき。 記述内容を整理すると、自己評価や次の時間への展望の記述が目立つ。読みの授業と異なるのは、ゴールイメージがはっきりしていることだ。 書くという作業は「書き終わる」イメージが生徒の中にもある。今回の授業では枚数…

問いのバリエーションを自分の中に持てるか

2015年度、生活体験作文を書いている時の学習記録。全7時間。 ホワイトボードを使ったペアでの題材を選ぶ活動からスタートし、個別・グループの選択をしての執筆活動という流れ。 記述内容の全体は読むこと(理解)の授業に比べてどう違う? 理解をメインと…

振り返りの記述を読む観点

今週は文献収集+まとめ作業の1週間だった。 振り返りの記述内容を分析し、その結果からどんなことが言えるか、その枠組みにはどのようなものがあるか、という問いで文献収集をした。 結果としては、国語科の研究よりも、日本語教育や英語教育、数学教育の分…

自分のしていることの再確認。

自分のしていることがどういうことなのか、もう一度見直そうと思い、この本に立ち戻る。 成長する教師―教師学への誘い 作者: 浅田匡,藤岡完治,生田孝至 出版社/メーカー: 金子書房 発売日: 1998/05/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る …

自分の内側に潜るように

今週前半は先行研究の資料収集と整理、授業参観だった。 気になったことは、自分の経験や感情を通して他者の理解を働かせるということだ。上手く言葉にはできないが、自分の内側を通って発せられることばについて考えた。確かに、使いやすい便利な言葉、固定…

決まった毎日の中で淡々と書く。

午前中は作文の授業の学習記録の分析。記述を切片化し、それぞれにラベルを貼ってカテゴリーに分け、全体の枠組みを見る。 読みの授業と違って進捗状況が書かれることと、個人の上手くいかなさに焦点がおかれることが気になった。 たまたまお昼に一緒になっ…

比較する枠組みが知りたい

研究の進捗状況を報告し合う日でした。自分の研究をおもしろいと言ってもらったり、論文としての見通しをもらったりすると、とても励まされます。 しばらく自分の授業実践の生徒の記述を分析してきて、どのようなことが書かれるのか、枠組みとして形ができて…