放課後の渡り廊下

教育に関してあれこれ迷い悩みながら書いています。

デスクトップに進行中ファイルがいっぱい。

今日から日本文学研究という授業での発表が数週間続く。 秋学期は調査→発表型の演習が続いて、時間をどう使い、どのようにまとめるかが課題になっている。 同時に、今月末に控えた研究授業の準備も進める。急ピッチで、空いた時間は教材作りや調査アンケート…

言われて初めて気づく。

書き出しがうまいよね 昨日の5限は修士論文に関する調査の報告でした。 今は学習記録のあとがきの記述分析をしています。 1年間で印象に残った授業について書いた作文から、生徒の志向や教師の授業のあり方を分析しています。 読んでいると「私は国語が嫌…

今週の学び

私が書くことは独りよがりでありながら、同時に、社会の中に組み込まれた一つに過ぎない。

「〇〇嫌い」を救いたい

私は、ある一定数の生徒が古典嫌いになるのはその通りだと思っています。 古典で教えることは「明確」だけど これまでに私が中学校で扱った主な古典教材は、「いろは歌」「竹取物語」「平家物語」「枕草子」「徒然草」「おくのほそ道」「和歌(万葉・古金・…

今週は文学の秋です。

今週から中国文学演習は杜甫の「春望」の解釈に入ります。日本文学研究は源氏物語紅葉賀の自分の担当箇所の発表に入ります。どちらも膨大な先行研究があるわけで、知ろうとすれば芋づる式にさまざまな論考が出てきます。幸せですね(笑)。ひとまず今日は「…

文献研究の10年の変化

杜甫の詩と源氏物語を読む。 音読する、語句を調べる、古注釈を読む、先行研究を読む… 膨大な参考図書を行ったり来たり。 でもデジタル辞書も多くなって検索が便利になったよなぁという実感。 私が大学生だったのは約10年前なので、10年でこのくらいの変化、…

問いを立てる。

10月は歩く1カ月だった。 木々の色合いの変化を楽しみながら過ごしている。 大きく移動を繰り返した9月までと少し行動を変え、 「腰を据えて」ということばを心に留め置きながら自分と向き合うことに意識を向けた。 心の向くままにやってみること 後半は…

単元のどこに重点をおくか構想する

単元「ことばの意味と使い方」とは 今週の大村はま読書生活の指導の演習は、単元「ことばの意味と使い方」だった。昭和47年1年生3学期の単元である。 いくつかのことばに対して用例を作成し、グループでその使われ方について検討し合う単元である。大村はこ…

点数至上主義の学習観〜「あとがき集」分析から

あとがき集とは何か 大村はま学習記録では、学期の終わりに学習記録を編集する(学習したプリント類を綴じる)。この作業の中であとがきを書く。あとがきと命名されるものの、実際の内容は学期の授業のまとめである。学習記録実践をしていなくても、ポートフ…

質的研究法を勉強する

方法知を学ぶ 昨日は定例の修士論文執筆グループによる進捗報告を行った。なんだかんだと始めて1か月。どの論文も指導の中で「自分を持つ」ことがキーワードとして挙がった。まだまだ研究の目的が抽象的でポイントの定まらない状況である。よりシャープに研…

ストイックへの憧れ~国立新美術館「安藤忠雄展:挑戦」

「挑戦」し続ける 「時を重ねるほどに感謝の思いが募る一方で、彼らもまた住みこなすことに挑戦せねばならない。」 安藤忠雄の原点として紹介された大阪の住吉の長屋に関する文章である。住吉の長屋は都市の空気を家に取り入れるかのように中庭が作られ、生…

集団において教師の役割は何か。

そうなんだ?こういうところが〇〇と似ていて、こういうところが違っているね。 〇〇はこう思ってるんだよね。他の人はどうなのかな?聞いてみよっか。 学級担任をしていて、ある先生に「交通整備すること」を教わる。 オーライオーライ!、の時もあれば、 …

無意識にしていることを言語化する。

今日は書くことの評価に関する論文を読みました。 生徒の作文をどのような内容だと判断し、 どのように評価をするのか、 そこから見える傾向は何か、 こんな論文でした。 忙しい日常では作文添削に時間をかければかけるほど自分の睡眠時間が削られます。 生…

体験しながら気づく。

昨日は大村はま昭和47年11月、単元「国語学習発表会」についての分析と考察を聞く日でした。 秋学期の木曜2限は大村はまの読書生活に関する交流の場について検討していきます。受講者がいくつかの単元を担当し、それぞれが発表する演習形式です。 「国語…

脱二元論。

大学生の時、教育史の授業で「教育って振り子ですね」といった趣旨のコメントを書いた記憶がある。 次の時間に先生が読み上げたからとても印象に残っている。 前々からプラスかマイナスかという思考のあり方に問題を感じていたし、周りの人たちの話を聞く中…

萬狂言秋公演とインプロショー

「萬狂言秋公演」in国立能楽堂 初めての国立能楽堂。初めての鑑賞。DVDで見るのとはもちろんちがい、一つ一つの動作に注視する120分だった。大学院の演習で「狂言記拾遺」を読んでいたため、ちょっとした言葉遣いに注目して聞けたのも面白かった。有難…

10月の課題

国語教育実践演習で指導案作り。 高校生で絵と詩が一緒になっている作品を読んで、絵と詩の関連を鑑賞する授業です。正解はない。一人一人の持つ見方が解釈となる。他者の意見を聞きながら作品に対する見方を広げて行く。コーデイネーターは気づきを促すこと…

自己評価を繰り返すこと。

今日も思いつき。 物事の判断基準を持つということは、ただなんとなくタスクをこなすだけの過ごし方ではなく、なんらかの観点を持って自己評価を繰り返す、ということなのか。

着想論文提出。

10月のテーマは、裁きの場に立つ(笑)。 人前に立つことを恐れない。 何がわかっていて何が不確かなのか、言語化する。 進む。 帰りに300円のお花を買って帰る。

踊れ、踊れ。

サカナクション2017 6.1ch Sound Around 幕張メッセに行く。 ギリギリの入場で、会場に着いた瞬間「新宝島」のイントロ。 ちょっとびっくりし過ぎてフリーズする。 シルエットや光線、スクリーン映像など、光を使った演出は誰が見てもいいだろうと思う。 そ…

少しだけ風が吹いてくる。

「決める」を意識し始めて、少しだけ自分の思考が整理されてきました。 思考が整理され始めると、次に何をすればいいか作業の見通しが立ってきます。 何のために、を考えることが、次の行動を促すのだなと学んだところです。 さて、並行して授業の課題もある…

リサーチクエスチョンをどこに設定するか。

現段階での着地点が見えない。 自主的に行なっている小さな検討会で、突き当たっている問題をズバリ指摘されました。 確かに「リサーチクエスチョン」の吟味に時間をかけていなかったなと振り返りが起こります。 そこで実践における疑問、困難さ、不確かさ、…

話さない努力

研究方法の本を読んだ。 とある本には、フィールドに入った感想をむやみに人に話すべきではない、ということが書かれてあった。 生徒の個人情報保護の観点からかな、と思ったがそうではなかった。 話してしまうと一度アウトプットされてしまうので書くことが…

短期目標。

少し前向きに強制力を発動させて、着想論文提出のために文章を書き溜める。 書いているうちに、これは違うなと思って頓挫することが多い。 着地点を決めてしまえばよいのだけれど、言い訳がましくいろいろさまよっているうちに時間が過ぎていく。 人に読んで…

自分との距離感。

「客観」という言葉は、いつどのようにして獲得される言葉なのでしょうか。 わたしが美術部員だった時の話です。 その日は石膏像のデッサンに取り組んでいました。 ある程度描き終わって、顧問の先生にどうですかと尋ねました。 すると先生は「自分で客観的…

他者との共有から変容を促す。

最近、授業参観をしていて「共有」がどのように位置付けられているか気になっている。 さまざまな学習記録を見るようになって、学びの共有や振り返りの共有について注目するようになった きっかけは大村はま昭和47年から同50年までの3年間の学習記録か…

書くことで足りないものを知る。

9月も残すところあと10日間になった。 教員になってから、この時期は学校祭期間で忙殺されて、 「あっという間に10月」という感覚が9月にはある。 今年は学校祭準備とは遠いところに自分がいるけれど、 正直そんなに調子よく回っている9月とは言えな…

中国に行ってきた。

いろいろなご縁があって、中国、主に上海の中学校や高等学校に行く機会を得た。 異文化との接触(という言葉ほど大きな体験ではないかもしれない)は、自分自身の生活を常にひっくり返してくれる有難い経験だ。古典教育、特に漢詩・漢文を学ぶ意義や方法を根…

「言うべきこと、言うべきではないこと」

何事も新しいことを始めるには周りの理解が必要だなと思うことがある。 作ることで学ぶ ―Makerを育てる新しい教育のメソッド (Make:Japan Books) 作者: Sylvia Libow Martinez,Gary Stager,阿部和広,酒匂寛 出版社/メーカー: オライリージャパン 発売日: 201…

古い。

どこかで聞いたことがある話、 使い古されたフレーズ、 何気なく言い易い流行の言葉。 丸かろうが四角かろうがとにかく 石ころを拾っては遊び、 満足してはひとりごちる日々。 でも、本当に見たいものは 誰も見たことがないような新しいもの。 形となって表…