放課後の渡り廊下

教育に関してあれこれ迷い悩みながら書いています。

大学院授業

協同で授業を創る効果(教材研究編)

わたしの実感として、です。 合意形成を取ろうとすると、必然的に他者の話を聞くことになる。 自分と他者との感覚の違いがわかってくる。 目的が定まっていれば、教材選択の拡散が起こる。 予期せぬ教材との出会いが生じる。 その教材をどう受け止めるか、多…

協同で創る授業の問題点。

協同による授業づくりもいよいよ授業の決定に進んでいく。 ここまでくると、お互いによいことばかりも言っていられなくなる。 多少の痛みを伴いながら、合意形成をしていくほかない。 それぞれに持ち合った案がグループにとって有益とは限らない。 グループ…

視覚情報を重視した読みの授業づくり。

協同で授業案づくりをしています。 その中で、岸田衿子さんの『ソナチネの木』を教材化する授業が注目です。 テキストだけではなく、文字と絵が融合して視覚的な読みを促すしくみになっているところがおもしろいです。 ソナチネの木 作者: 岸田衿子,安野光雅…

テストの負荷を体験する。

一つの試験が終わりました。 評価は試験だけでなく、出席やコメントも加味されているのですが、 学習者にとってテストはこんなにも心的負荷がかかるものなのか と改めて思いました。 一方で、「勉強」しながら授業では気づかなかったことを テキストを読み直…

対話とからだの向き

少数でも一定の集団があるっていいことだな、と最近思う。 考えの違う者の集まりは時に勘違いや衝突を起こすことはあるけれど、 自分が落ち着いていられる場所があるということはとても居心地がいいものだ。 日常的に他愛もない話で笑いあったり、冗談を言い…

試験期間が始まる。

来週は春学期の期末試験期間です。 筑波大学は春学期がABCの3期間に分かれており、 ちょうど今はABが終わる時期になります。 それに伴いそれぞれの授業の評価時期に差し掛かるわけです。 大学院なのでそれほど基礎教養の授業は少なく、 専門科目の内容…

今あなたが言っていることは誰が言ったことなのか。

これまで教育書を読むことはありましたが、 最近は論文を読む機会が増えてきました。 ゼミにも2回参加するようになって、 先輩方の姿を見ながらアカデミックにおける”お作法”を学んでいます。 そこで、一番気になるのが、先行研究の扱いです。 私も今はイン…

【今週の学習メモ】いまの時代

1 「ワーク・ライフ・バランス」から「ワーク・ライフ・ソサエティ・バランス」へ 誰かの善意によっての活動だけでは持続していかない。切実さを持って、楽しく活動しようとすることが大切なのだけれど。 2 愛情曲線 今週1番の衝撃データ。多くの人の実感が…

ソフトボール大会と伝統と。

18日は教育研究科全体のソフトボール大会だった。 個人研究が主となる大学院で、コースがチームとしてまとまる唯一の行事だ。 この日まで準備に時間をそそいできた運営側は、やりきった感があるだろう。こういう行事は運営側にいるほど、学ぶことが多い。人…

実践と分析はどこまで寄り添えるのか。

過去の教育実践演習で作成された指導内容と分析を読んでいる。 ペアで1冊読むという設定だ。 これはとても機能していて、 一人でやろうとすれば事前の動きが見えないものだが、 ペアでレポート作成しようとすると役割分担も生まれるし、 お互いに解釈を確認…

協同で実践を創る。

大きく価値観の異なる他者との出会いはありがたいことです。 理解するまでに時間と労力がかかるけれど、 自分の考え方を広げてくれる貴重な存在なのです。 私は今、国語教育コースに所属していて、 同期では1人だけ現職です。ちょっとだけ異質です。 それが…

自分の本心と反対の行動を取ること。

5月に入って、寝不足だった 3日から4日にかけては、ほとんど寝て過ごした。 昨日、ソフトボール大会のためにバッティングセンターに行く、という 大学院同期のおもしろい企画に参加することで、 やっとのこと自分の身体を外に向けることができた。 それ以…

学習者と授業者のあいだの目線で授業をみる。

私たちは「おもしろい授業」を考えるのは得意だけれど、 その授業が確かに効果があったのか「検証する」ことを曖昧にしている。 昨日はそのことを前提にして、主として授業研究の方法を学んだ。 大学院生になってよかったと思うのは、 自分が学習者になれる…

未完成で美しくないもの。

今週、もっとも心が弾んだ授業は国語科教育法だった。 今年は大村はまの歴史的アプローチによる検証がテーマだ。 詳しい内容は言えないけれど、大村はま実践の美しくない部分をたくさん見た。 そりゃそうだ。どんな教師にだって、試行錯誤はある。 大村はま…

人と関わって生きていく

昨夜は新入生歓迎会だった。 たった1年の修士経験の違いにも関わらず、 修士課程2年の先輩たち(私にとって年齢は下の方ばかり)が (修士論文構想発表会前のとっっても忙しい時期に)とても温かい会を開いてくれました。 こんなにも教授陣と近くで話せる…

学習者にも日常はある。

昨日は夕方から激しい雨が降る。 天気予報では「雨」と伝えられていて、 5・6限の授業は気が気じゃなかった。 自転車で通学するようになって、 「雨」の憂鬱さが3倍になった。 学習者にも日常がある。 その中で、毎日の学びがある。 スパッと切り上げて「…

困ったら人に聞いて歩く。情報はゴロゴロと転がっている。

わたしは困ったふりをするのが得意です。 というと、誤解を与えてしまうかもしれません。 本当は大したことないのに大げさにふるまって、「かまってちゃん」ですかー? と印象を持たれてしまう危険もあるからです。 人にどう思われるか、日々考えなければな…

論文を書かなければならないことはわかっているけど、何からどうしていいかわからない!

大学院生になって半月が経ちました。 最初の1週間は生活を整えることで精一杯。 次の1週間は大学院での諸手続きをすることで精一杯。 おそらく来週は各授業のガイダンスと 本格的に始まってくる授業の課題とで精一杯になってくるでしょう。 そんなわけで、「…

何のために大学院に行くの?

2017年4月から北海道の長期派遣制度で筑波大学院で研修をすることになりました。 発表になってから、よく聞かれたのは、 まだ勉強すんの⁉︎ でした。みなさん、勉強が嫌いらしい…笑。「そんな面倒なことになって大変ですね…」なんて方も…。 それが、言いにく…

なんのためにあなたは書くのですか?

書くことでわからないことがわかる。 わからないこととわかることを自分で知るために書く。 書くにはさまざまな意義があるけれど、今のわたしに必要なのは、自分を知るために書くことだ。 このページを読んでいる方と共有できないことも多いかもしれない。 …