放課後の渡り廊下

教育に関してあれこれ迷い悩みながら書いています。

対話とからだの向き

少数でも一定の集団があるっていいことだな、と最近思う。

 

考えの違う者の集まりは時に勘違いや衝突を起こすことはあるけれど、

自分が落ち着いていられる場所があるということはとても居心地がいいものだ。

日常的に他愛もない話で笑いあったり、冗談を言い合ったり、

そういうことをしているうちに、感覚的に相手への緊張した心がなくなり、

聞きたいことをスムーズに聞ける関係ができていく。

 

昨日、研究室で調べものをしていた時に、

ふとやってきた院生が私の方にからだを向けて話していた。

椅子の脚を回して楽しそうに私に向けて話をしている。

 

なんだかその距離感とからだの向け方、こころの開き方が

とてもしなやかで、印象に残ったのだった。