『君の名は。』を見た。
公開された時は、あまりの反響の大きさに引き寄せられるように映画館で見た。
周りの情報が多すぎて、夢中になって追い求めるようにして見た。
ストーリーの流れに乗れなかったなと思う。
ぶつ切りに、細かな部分ばかり見ていたように思う。
ダウンロード版が出て、今日、また見た。
今度は、今の自分というものが見えてくるようでおもしろかった。
「時間の超越」という一つのテーマが、
実際に「映画公開時期」と「今」との時間を超えてやってくる感じがおもしろかった。
作品化するというのは、時間を超えて対話することなのか、なんて思う。
ちょっと作品の影響を受け過ぎだな、と思いながら、
今、私が1970年代の教育実践の記録を読むというのも
何か前に進むために必要なことなのではないか、と思う。
こういう根拠のないことはよくないなぁと思いながら、
それでも引き寄せられるように何かに夢中になる。
やはり、
探究とは、ただそれだけでおもしろいのである。