放課後の渡り廊下

教育に関してあれこれ迷い悩みながら書いています。

今週は文学の秋です。

今週から中国文学演習は杜甫の「春望」の解釈に入ります。日本文学研究は源氏物語紅葉賀の自分の担当箇所の発表に入ります。どちらも膨大な先行研究があるわけで、知ろうとすれば芋づる式にさまざまな論考が出てきます。幸せですね(笑)。ひとまず今日は「春望」の疑問点をあげておきます。

 

杜甫「春望」における疑問点

1 いつの作句か(安禄山の乱との位置関係は)

2 なぜ「春望」はこれだけ有名な詩となったのか

3 30代のころの杜甫の詩とどのような違いがあるか

4 「涙をそそぎ」「心を驚かす」のは誰か

5 「烽火連三月」の「三月」の解釈の違いとは