放課後の渡り廊下

教育に関してあれこれ迷い悩みながら書いています。

気づきを大切にすること。

学びにおいて、気づくことがいかに大切かを最近思う。

問題解決のプロセスにおいて、問題に気づくことがなければ始まらない。しかし、学校では、あらかじめ設定された問題に取り組むことが多く、問題に気づく経験をすることは少ない。もちろん、設定された問題に取り組むことが新しい何かを学ぶことにもなると思うし、そういう学習があっていいと思う。でも、学校では問いを持つこと自体が、むしろ生きにくさを生むような環境になっている部分もあると思う。

学習記録を読みながら、教師の課題設定が学習者の気づきに目を向けるのを邪魔しているような気がして、なんだかもやもやする。