放課後の渡り廊下

教育に関してあれこれ迷い悩みながら書いています。

モニタリング。

学習記録の記述数が少ないものを集めて、そのカテゴリーを調べる。

興味深いことに、自己評価だけを書く子、授業の事実だけを書く子などなど、それぞれに特徴があって面白い。

記述数と学力は関係なく、学力の高い子はポイントだけをおさえて端的に書く。そしてどの時間も異なることを書く傾向もわかった。

そして、短いながらも自分の学習中の感情や様子を言語化している姿も見られる。

 

問題意識としては、「問いを持つ力」だ。具体的に書けるかどうかは、やはり自分自身に問いを向けられるかどうかなのではないかと思う。先日、「自己言語化」「自己質問」の研究を目にしたけれど、そのあたりのキーワードが気になる。

国語教育研究の中では、読むことの授業でモニタリングの話題が出てくるけれど、学習活動そのものをモニターすることの研究って、どういう状況にあるのかなぁと漠然と思う。

 

そして、やっぱり私の信念にあるのは「入れ子」。

自分の行動時間を記録して、自分の生活をモニタリングしてみようと思い、数日間、何時に何をしたかメモを取り始める。