放課後の渡り廊下

教育に関してあれこれ迷い悩みながら書いています。

気づきを促す教師の働きかけ

今日はこれまでの調査結果を一旦まとめる。

学習記録の記述内容をカテゴリー化していって、やっぱり分け方に納得いかず、バージョン2でまた分類し直す。「事実」「感想」「理解」「学びの言語化」「評価」などと分けた。とは言っても、分けられないのも事実で、目的は分けてみて全体を見直した時にどのようなことがわかるかということなので、ある程度詰めたら考察に移るようにしている。

おもしろいなぁと思うのは、教師が「気づいたことを書いて」と指示した時間は、生徒の記述も「どんなことに気づいたか」という視点で書かれるので、積極的に授業での学びを言語化した記述が目立つ。もちろん、気づきがない授業では、どのように指示を出しても書かれないのだけど、ちょっとした教師の発言が生徒の視点を学びへと動かすのだなと感じる。

 

9月初日は雷雨。注文していた『一人ひとりをいかす評価 学び方・教え方を問い直す』が届いた。これから読んでいこうと思う。