放課後の渡り廊下

教育に関してあれこれ迷い悩みながら書いています。

分けられないことがある

 ちょっと寄り道。授業研究のストーリーを読みたくて以下の本を手に取る。

日本の授業研究〈上巻〉授業研究の歴史と教師教育

日本の授業研究〈上巻〉授業研究の歴史と教師教育

 

 この中で気になったのは平野婦美子『女教師の記録』だ。教師がどのような生活をして、どのような見方や考え方を獲得していったのかに興味がある。大村はまの伝記もおもしろいと思って、2014年にすごくはまって読んだ記憶がある。

女教師の記録 (1980年) (ほるぷ自伝選集―女性の自画像〈5〉)

女教師の記録 (1980年) (ほるぷ自伝選集―女性の自画像〈5〉)

 

 「生活を投げうって」という表現に出会うのだけれど、自己犠牲の精神ではなく、思考は仕事も生活も関係なく、一人の人間の中でずうっと続いているものだって思う。