放課後の渡り廊下

教育に関してあれこれ迷い悩みながら書いています。

修学旅行のバスガイドさんに名前を呼んでもらう。

2016年3年生の修学旅行のしおりを読み直した。

初めて学年の修学旅行を取り仕切ったので、事前・事中・事後のメモがぎっしり。

 

正直、プレッシャーが強すぎて、当日のハプニングに動揺し、柔軟に対応しきれなかった反省もあった。しかし、一つのチームとしてのミッション達成に向けて、それぞれに奮闘している姿がメモから見える。

二泊三日の日程で、最もうれしかったことは、バスガイドさんにクラスの一人一人の名前を読んでもらえたことだ。これは、同行していた校長先生がアドバイスしてくださり修学旅行2日目に生まれたアイディアだった。気付いたことをしおりの用紙にメモして渡してくださり、記録としてそのやり取りもしおりに残されていた。

インプロワークショップでも、チェックインでネームコールをするだけで、一人一人の場への入り方が違うよなと感じる。バスガイドさんとの出会いも同じで、初めての時間を共有する入り口に、名前を読んでもらえるだけで一人一人の話の聞き方は変わるな思った。

しおりには、その時にバスガイドさんにあげた、座席表と、名前、ひと言自己紹介が書かれているメモがはさまれていた。”まずは自分たちを知ってもらうところから”。外部の方たちとの出会いの場で大切にしたいことだ。