放課後の渡り廊下

教育に関してあれこれ迷い悩みながら書いています。

即興実験学校に参加する。2

桃色に色づいた木々を横切り、ベッカライのプレッツェルを食べながら東京へ。

 

即興実験学校3月昼の部。2回目の参加。全く違うメンバーに驚く。出たり入ったりしながら18年続けている会。どんなストーリーがあるのだろう。ドミンゴさんの信念を感じる。

 

今日は小学校でのインプロ授業をもとに起こったことを実際に体験しながら考えていく。プログラム自体は獲得型研究会で体験したものがほとんどだけど、文脈も参加者も違うので気づくことは毎回違う。インプロっておもしろいな。

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人前で自分を表現することと、社会で生きるからこそ働く自己検閲の問題は、その獲得を今まさに乗り越えようとする子どもたちにとって切実な問題だなと思う。

しかし、一旦自分のことを振り返ってみると、いかに周りを伺って同調することの多いことか。人と協力することの心地よさはたしかにある。また、相手の望むことを考えることは大切だとも思う。反面、気づくと自分の選択を放棄するようになっていることにも気づく。私は反動で、意識的にひとりの時間を持つことも多い。いろんな制約を自分に課すことによって、失われていくこと、できなくなってしまうことがある。

 

安心して自分の選択を持ち寄れる場は居心地がいいはずだ。

では、どうしたらつくれるのだろうか。

わたしたちは何を大切にしていったらいいのだろうか。