放課後の渡り廊下

教育に関してあれこれ迷い悩みながら書いています。

自分の目と向き合う時間を持てているか

近くの大学図書館で1冊だけ本を読む。

「読み書きが苦手な子」のアセスメントのページで,自分に自信がない子や自分と向き合うことを苦手とする子の話があった。

苦手な生徒にどうアプローチするかの論考はよく見られるのだけれど,この本では苦手になる要因を挙げていた。そのうちの一つに,自分に自信がないから教師の求めることを読んだり書いたりすることを学んでしまうことが書かれていた。

自分の気持ちを見つめること,自分の本当に読みたいこと・書きたいことを考えること,そして自分で決めること。今,私が学習活動を考える上で最も重視していることだ。

本を読みながら,自分自身の学び方にも内省が起こる。自分自身も学習者としてそうだったなぁと思う。答えを探すために情報探索している節もある。どこかに自分が抱える問題の答えがあるかもしれないと思っている。本当の問題は,問題の本質に気づけていない自分自身の中にあるにも関わらず。

 

評価の問題とも深く関わっていると思う。過度に教師の評価の目を植え付けることの怖さを思う。自分で知りたい・学びたいと思ったことを学び,学習過程を振り返って自分で善し悪しをジャッジする力をつけていくことが必要なのであり,一律の基準でパフォーマンスを裁くやり方には問題がある。

結局,誰かのジャッジを待っているだけで,自分の書いたものにいつまでも自信が持てない。自信が持てないから書きたいと思い続けられない。

評価が常に他者であることの問題を思い出した。