10月は校内の研究授業があり,久々に感じた興奮をどう解釈するのか考える1か月だった。また半年ぶりに定点観測の教室を訪問し,変わってしまった自分の感覚に気づかされたりもした。断片的にしか書くエネルギーがないので箇条書きで残しておく。
・竹田青嗣『「批評」の言葉をためる』に対して愛着があるんだなと気づく。感情的な言葉しか並べられないことに対して憂う気持ちがあり,人ともっと言葉で伝え合えるようになったらいいのにな,という願いがある。
・SNSを介したコミュニケーションに対しての信頼は年々薄れている。ちゃんと会いに行って伝えるってことを大切にしたらいい。
・単元のまとめをしながら,気付くと「相手のことを考えて・・・」と言っていた。自分の求める国語科授業が道徳的だなと思った。
・いつだって自分が一番学びたがっている。
・参観日でおくのほそ道平泉の授業をした。どう授業したらあの名文を感じられるのだろうか。何回授業してもわからない。苦笑
今月もたくさんの本を借りたのに,まともに読めた本はなかった。『尾を喰う蛇』だけは,ずっと何かがひっかかっている。
そして,11月だ。