現段階での着地点が見えない。
自主的に行なっている小さな検討会で、突き当たっている問題をズバリ指摘されました。
確かに「リサーチクエスチョン」の吟味に時間をかけていなかったなと振り返りが起こります。
そこで実践における疑問、困難さ、不確かさ、矛盾などを問いの形で書き出してみました。
30個書きました。
書きながらさまざまな問題点が言語化され、論文の問いの立て方の重要性に改めて気づくのでした。
ひとまず、現時点での着地点はココと決めて、「授業改善のための学習記録」を軸にこれまでの調査をまとめました。
修士論文の最大の特徴は期間が限られていることです。
1年と少しの限られた時間だからこそ、課題と向き合う環境ができるのだと思います。
昨日の面談では2:8の法則を教えてもらいました。
2割のアイディアとそれを裏付ける8割の調査が論文を形成する、ということです。
2割の内容の充実が重要なのだけれど、その基盤をつくる8割のデータ分析に労力を注ぐ、という話でした。
正直私にはそこまで大きな論文を書く経験がないので何事も試行錯誤なのですが、
その分、限られた時間の中で作業と思考の時間をどれだけ持てるかが問われているのだと思います。