放課後の渡り廊下

教育に関してあれこれ迷い悩みながら書いています。

自分の内側に潜るように

今週前半は先行研究の資料収集と整理、授業参観だった。

気になったことは、自分の経験や感情を通して他者の理解を働かせるということだ。上手く言葉にはできないが、自分の内側を通って発せられることばについて考えた。確かに、使いやすい便利な言葉、固定化された言葉など、問いを生まない言葉があるなあと思う。「なぜそう言えるのだろう?」「どういうことだろう?」と考えた先の表現は、自分の思考を耕し、新鮮な表現となる。

思うと、自分の論文の中にも、あまり考えずに使っている言葉が必ずある。一旦自分の内側に潜るように問いを発し、言葉を考えてみるといいんだな、とイメージを見る。