授業の終わりに書く記録は、その日の授業がどのようなものだったのか記録されることが多いので、授業記録の意味合いが強い。
私は、学習記録を書かせている時、「授業記録」と「学習記録」の違いがよくわからなかった。毎時間の授業の記録は、そのまま学習記録になると考えていた。
しかし、学習記録には、授業で経験した事実や進捗状況などが書かれる記録だけではなく、確かに、学習者固有の学習過程や発見が書かれる。
これは、教師が設計・運営している「授業」についての記録とは言えず、やはり学習者の見方によって捉えられた「学習」としての記録なのだと思う。
何が自分にとって必要な学びだったのかは人によって違う。