放課後の渡り廊下

教育に関してあれこれ迷い悩みながら書いています。

腹を立てる。

人が腹を立てるときは、それまで自分が大切にしてきた時間をないがしろにされた時だ。何を大切にしているかは人によって違うのだから、当然でしょう。

そんなくだらないことにエネルギーを使うなと、たしかに、人の意見は真っ当なのだけれど、そんなこととは関係なく、自分の中で形成された思いの塊はなくなりはしない。熱は日々のさまざまな瞬間に沸き上がり、時間をかけて冷ますしかない。

たいていのことは自分の選択が起こしている出来事、他人のせいにしている間は何も解決しないのだけれど、痛みは瞬間的で冷静に考えている暇はない。同じ場所を何周もして、苦しいのは自分でもわかっている。