放課後の渡り廊下

教育に関してあれこれ迷い悩みながら書いています。

エンドロールみたいな授業―1月の振り返り

冬休み明け,北海道の1月は短い。

あまり雪もなく,雪道の苦手な私にとっては比較的過ごしやすい冬である。

学校ではインフルエンザの流行が話題となっているが,なんとなく自分には関係のないような気がして過ごす。

今週に入って最近お決まりとなっている喉の不調が見られるが,停滞期を迎えがちな冬もなんとか越すことができそうだ。

 

以下,仕事をしていて気になったこと。

 

〇チャレンジテストが3年生結果入力なしになっていた。

かつて,卒業間際に中3向けの北海道チャレンジテストの配信(結果入力の必要あり)の連絡が来て,入試のバタバタした時に無理やり授業で取り組まなければならず,とても反発を覚えた記憶がある。日常の文脈と乖離したテストに疑問を呈する人が多いけれど,今は配信時期も早くなったし,3年生は入力なしなので気軽に取り組めるようになったなぁと思う。

〇入試直前の授業はどうあるべきなのだろうか。

試験のための授業がこの時期に本当に必要なのか。ずっと問題意識がある。入試対策問題を解きまくる授業が続くことをよしとする生徒もいれば,推薦や私立受験で進路先が決まり勉強へのモチベーションを失う生徒もいる。今年は学習記録を完成させて一旦の中学校国語の授業を終了し,残りを「エンドロールみたいな授業」と言って授業をしている。これまでの国語で学習したことのまとめをしつつも,単発の活動型授業をしている。このメンバーであれこれ言い合いながら学ぶのも,これが最後だね,と思う。

 

 

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