放課後の渡り廊下

教育に関してあれこれ迷い悩みながら書いています。

GIGAスクールの研修がはじまった。

昨日,校内研修で教師用タブレットPCの講習会を行った。少し前に全教職員に配布され,3月には生徒用タブレットも導入される。全国でこうした動きが同じように進んでいるのだろうなと想像した。

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私個人の感想で言えば,早く使えるようになりたいな,だ。

大学院で学内のメールやクラウドを通じた課題提出や学生間の意見交流を行って学習効果を感じていた。中学校にもできる環境が整えばいいなと思っていた。

学習記録も,デジタルポートフォリオの実践なんかを見ていると,分析やデータ化,生徒同士の共有がしやすくなる。紙ベースだと,毎時間集めて返却して,の過程が結構な負担だったので,クラウドにそれぞれの生徒が入力するようになれば,1時間ごとの経過変化も見えるようになるし,毎時間の授業の課題も確認しやすくなるだろう。教師側の授業改善のスピードも早めることができるのではないかと思っている。

しかし,これは私のような紙ベースでも毎時間の記録を書くような指導を行っている変な教師だから言えること。また,私自身は,大学院でGoogle Schoolのさまざまなアプリを学習者として使う機会もあったし,「そうそう,これ使えると便利なんですよね」とすぐに思える。きっと,大学を卒業したばかりの先生も,実際に学生時代に触れてきているだろうから,こうした対応に明るいだろう。そうでなければ,もう色々な変化についていけるのだろうかという不安ばかりになる。

気づくと,生徒の個人用タブレットの導入と新学習指導要領の改訂による評価の観点の変化など,2021年度は中学校の教員にとって変化に対する不安の多い1年になる。そもそもの変わる目的を徹底して知る環境にないため,「どう使うのか」「どう評価すればいいのか」ばかりが関心ごととなってしまいがちだ。

どうして今,こういう状況になっているのか,それを念頭における学びをしていかなければ,結局,何も変わらないことになってしまう。