放課後の渡り廊下

教育に関してあれこれ迷い悩みながら書いています。

ただ書くー11月の振り返り

作文、ではない、ただ書く実践をしたい。タブレットじゃなくて、手書きで書くことをしたい。その二点から始まった11月でした。

 

ここまで6-7回目の授業が終わりました。

縦書き原稿用紙を横書きで書いたり、ダダイズム的に文字のアートが始まったりして面白いですが、既にマンネリ化が始まってます。

最近の振り返りでは、「ネタが尽きた」ってよく聞きます。子どもたちの表現の多くは、ネタの発表だったようです。どうしよう。笑

それでも、揺るがず、私の基本スタンスは、子どもたちと相談です。

 

ライティング・ワークショップみたいなミニレッスンもなくて、とにかく、誤字だらけ、形式も無視した、表現活動に特化した時間を週末1時間だけ帯単元で続けています。

 

ねらいは1点。自己表現です。

フィクションでも構わないので、自分語りをとにかくしてもらえたらと思っています。

そんなこと無視して、クラスの友だちのことばっかり書いているクラスもあるけれど、友だちをどう見ているかっていうのも、ある種の自分自身の見方の表出なので、めちゃくちゃ良いです。

探究につながるほどの継続したテーマはまだ出てきていないけれど、書くことがコミュニケーションの場になりつつあるのかなって思っています。

書かなくても、他の人が書いたのを毎時間読んでいるので、読むのを聞くだけでも対話になっておもしろいです。

 

とにかく、授業を面白いと感じることが、今一番、学校で必要なことのような気がしています。

私自身が書いたものを通して、子どもたちの今の姿を見つめられるのも良いです。

 

かなり実験的な授業ですが、週末の授業が楽しみになるってことは、大切なことだと思います。

現場の実感ばかりで、なんの根拠もありませんけど、子どもたちの多くは楽しそうです。

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最近は写真のライブラリがジャニオタばかりです。写真部の活動が停滞気味でアイキャッチになる画像がないな。