これまで教育書を読むことはありましたが、
最近は論文を読む機会が増えてきました。
ゼミにも2回参加するようになって、
先輩方の姿を見ながらアカデミックにおける”お作法”を学んでいます。
そこで、一番気になるのが、先行研究の扱いです。
私も今はインプットの時間が多い日々ですが、
なんとなく自分でわかった気になってしまい、
気づくと「自分が言った」かのように理解してしまうことがあります。
しかし、○○氏が(●●●●年)の論文で「~~~」と述べた、
ということと、自分はどのように考えるのかというのは
切り離して区別して話すことが論文の前提にはあります。
今に始まったことではないですが、
パソコンが普及して論文の入手方法も手軽になり、
研究倫理を意識的に持ちながら情報にあたらなければならない空気があります。
学問に対する謙虚さを持ちながら、
自分なりの見方を獲得する楽しさを持ち続けたいものです。