2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧
「決める」を意識し始めて、少しだけ自分の思考が整理されてきました。 思考が整理され始めると、次に何をすればいいか作業の見通しが立ってきます。 何のために、を考えることが、次の行動を促すのだなと学んだところです。 さて、並行して授業の課題もある…
現段階での着地点が見えない。 自主的に行なっている小さな検討会で、突き当たっている問題をズバリ指摘されました。 確かに「リサーチクエスチョン」の吟味に時間をかけていなかったなと振り返りが起こります。 そこで実践における疑問、困難さ、不確かさ、…
研究方法の本を読んだ。 とある本には、フィールドに入った感想をむやみに人に話すべきではない、ということが書かれてあった。 生徒の個人情報保護の観点からかな、と思ったがそうではなかった。 話してしまうと一度アウトプットされてしまうので書くことが…
少し前向きに強制力を発動させて、着想論文提出のために文章を書き溜める。 書いているうちに、これは違うなと思って頓挫することが多い。 着地点を決めてしまえばよいのだけれど、言い訳がましくいろいろさまよっているうちに時間が過ぎていく。 人に読んで…
「客観」という言葉は、いつどのようにして獲得される言葉なのでしょうか。 わたしが美術部員だった時の話です。 その日は石膏像のデッサンに取り組んでいました。 ある程度描き終わって、顧問の先生にどうですかと尋ねました。 すると先生は「自分で客観的…
最近、授業参観をしていて「共有」がどのように位置付けられているか気になっている。 さまざまな学習記録を見るようになって、学びの共有や振り返りの共有について注目するようになった きっかけは大村はま昭和47年から同50年までの3年間の学習記録か…
9月も残すところあと10日間になった。 教員になってから、この時期は学校祭期間で忙殺されて、 「あっという間に10月」という感覚が9月にはある。 今年は学校祭準備とは遠いところに自分がいるけれど、 正直そんなに調子よく回っている9月とは言えな…
いろいろなご縁があって、中国、主に上海の中学校や高等学校に行く機会を得た。 異文化との接触(という言葉ほど大きな体験ではないかもしれない)は、自分自身の生活を常にひっくり返してくれる有難い経験だ。古典教育、特に漢詩・漢文を学ぶ意義や方法を根…
何事も新しいことを始めるには周りの理解が必要だなと思うことがある。 作ることで学ぶ ―Makerを育てる新しい教育のメソッド (Make:Japan Books) 作者: Sylvia Libow Martinez,Gary Stager,阿部和広,酒匂寛 出版社/メーカー: オライリージャパン 発売日: 201…
どこかで聞いたことがある話、 使い古されたフレーズ、 何気なく言い易い流行の言葉。 丸かろうが四角かろうがとにかく 石ころを拾っては遊び、 満足してはひとりごちる日々。 でも、本当に見たいものは 誰も見たことがないような新しいもの。 形となって表…
着想論文検討会ではいつも現れる大きな問いがポイントとなった。 古典教育はなぜ必要か。 教材価値とは何か。 何を持って効果的な指導方法と言えるのか。 それぞれの問いについて多くの考えにアクセスするとともに、 今の自分たちが実感として言えることを大…
昨日、「子どもの足跡から学ぶ」ということばをいただいて、ちょっとした言い方の違いでも、見方考え方が変わるものだなと実感している今日この頃です。
ある先生が、授業を「美術や技術のように作業をしながら学べるものにしたい」というようなことをおっしゃっていた。その時、自分の中にも似たような授業の在り方を思い描いていたことに気が付き、腑に落ちる感じがした。 その後、今年の7月上旬くらいから詩…
評価を知りたいというより、何が良いのかを知りたいと思ってきた。 作文一つをとってみても、 どんな書き出しが魅力的なのか? どんな題が読者に読みたいと思わせるのか? どんな表現が優れていると言えるのか? どんな文章の流れが読みやすいと言えるのか?…