放課後の渡り廊下

教育に関してあれこれ迷い悩みながら書いています。

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

新聞から学ぶこと。

人生相談 母と同世代の女性に片思い=回答者・高橋源一郎 https://mainichi.jp/articles/20170529/ddm/013/070/006000c ふふふ。今日はいきなり何を書くのかとお思いでしょうか。 いや、人生相談とか、そういうものに私は答えがないと思っているし、 結局は…

学びの出発点は、わたし。

「わたし」「わたし」「わたし」・・・というと、自己中心の考えが渦巻いている感じがしますか・・・。 けれども、本当に「わたし」と向き合って、「わたし」を開いている人というのは、 自然とほしいものが入ってくる、と思います。 本を読むことは、他者の…

人と語らい、人に甘える。

前日から内留生の方や尊敬する先生たちと夕食をともにする。 当日も同期の子と7分科会の資料を目に通しながらさまざまな研究の一端に触れた。 ぜひ、いらしてください、とあたらしい学びの場もひらけた。 午後は久しぶりの岩手大学キャンパスで、蓮の池を見…

岩手大学

開運橋。北上川。岩手山。菜園。大通り。映画館通り。 今日から全国大学国語教育学会岩手大会である。 どれも懐かしい、わたしの大学生活の一部。 孤独だった大学4年間。 アルバイトと生活と教員採用試験がほとんどの割合を占めた大学生活。 教育学に目覚め…

説明が長い、から考える授業へ。

初任時の授業を振り返ってみた。 ありがたいことに、私には拠点校指導の先生が週に1度のペースで私の授業を参観に来られた。 校務分掌のこと、生徒指導のこと、授業のこと、困っていることを聞いてもらいアドバイスをもらえた。 特に自分のためになったと思…

「わたし」はどんな存在で、どのように「わたし」を表現するか。

一転して肌寒い空模様です。 温かい豆乳ラテがおいしい朝です。 マグカップはスタバの北海道限定マグです。 だけどコーヒー豆は近所のスーパーの一番安いのです。 今朝は次の記事を読みました。 courrier.jp 「彼女の作品はアイデンティティであり、パフォー…

自分の価値観を探す。

昨日まででした。 開催が終わったら少し書こうかなと思っていました。 何度も言いますが、私はミーハーなので、草間弥生に対して特別な感情も知識もありません。 この時代に生まれて、これだけの注目を集める人とはどのような人なのか、 そして人はそれにな…

夏を感じる日に。『劇場』

先週から温かい飲み物よりも冷たい飲み物を欲するようになってきました。夏を感じます。 いよいよやってきたな、と身構えまてますが、特に武装はしてません。 今日はこれを読みました。『劇場』。 私ってミーハー? 劇場 作者: 又吉直樹 出版社/メーカー: 新…

歌人の栄華と政治の苦難

www.asahi.com 教育もアートであるうちは、その人自身の表現でしかない。

ソフトボール大会と伝統と。

18日は教育研究科全体のソフトボール大会だった。 個人研究が主となる大学院で、コースがチームとしてまとまる唯一の行事だ。 この日まで準備に時間をそそいできた運営側は、やりきった感があるだろう。こういう行事は運営側にいるほど、学ぶことが多い。人…

自分が自分の先生になるには「観点」が必要だ?―「調べ学習」から学ぶ編―

昨日の1冊はこれ。 千葉県の小学校での実践です。図書館資料を活用して調べ学習を行う実践です。 自己教育力を育てる調べ学習の指導―資料利用からレポートの書かせ方、発表まで 作者: 米谷茂則 出版社/メーカー: 千秋社 発売日: 1992/12 メディア: 単行本 こ…

実践と分析はどこまで寄り添えるのか。

過去の教育実践演習で作成された指導内容と分析を読んでいる。 ペアで1冊読むという設定だ。 これはとても機能していて、 一人でやろうとすれば事前の動きが見えないものだが、 ペアでレポート作成しようとすると役割分担も生まれるし、 お互いに解釈を確認…

子どもの事実を受け取る。

昨日の午前中は文京区でこれ。 午後に大村はま研究で敬愛するお友達に会ってノートを見せたのだけれども、 このタイトルだけで、「私は行きたくないなぁ」とはっきり言われる(笑)。 そうか、わたしは「学習指導要領」に対して知ろうとする気持ちがあるのだ…

休む日は休む。

体はさほど疲れていないけれど、脳はあれこれ考えて疲れ切っている。 昨日は、何も考えず、ただただゆっくり起きて、おいしいものを食べることだけをした。 そんな日も必要。 今日は東京。

先生は街にあふれている。

昨日、少し髪を切った。 卒業担任になると、願掛けをして髪を伸ばす私なのですが、卒業生を送り出してからはすっかり軽くなりました。 引っ越してからの美容室選びはなかなか決断が重要で、美容師さんによって合う合わないがあります。 今回は大学から歩いて…

全世界公開できない理由。

今日はなんだか書こうという気持ちになりません。 理由① 大学院での学びを全公開することはできない。 学部の授業を受けようとすると、1授業15000円支払わなければならない?そうです。 私自身は、誰もが全世界に発信できるようになった今、 すべての…

協同で実践を創る。

大きく価値観の異なる他者との出会いはありがたいことです。 理解するまでに時間と労力がかかるけれど、 自分の考え方を広げてくれる貴重な存在なのです。 私は今、国語教育コースに所属していて、 同期では1人だけ現職です。ちょっとだけ異質です。 それが…

即興を教育に位置づける。

コミュニケーションは即興の繰り返しなのだと思います。 何を当たり前な、と思うかもしれませんが、 私はあまり意識してきませんでした。 教室は同学年の集まりで、言ってみれば同質性の塊です。 その中でのやり取りは、時間とともに固定化していくものにな…

リフレクションの強度

授業記録を通して思うのは、目標や達成する観点が明確であるほど、リフレクションは自然と促されるのではないか、ということです。 例えば、今日は意見文を書こう、という課題を設定したとしましょう。 例1)その意見文は誰に対してどう働きかける意見文な…

守破離

型を知ってこそ、型破りな発想が生まれる。 天才は置いといて…… 凡人のひとりとしては、やはり型から入るのが一番かなと思います。 今日は授業実習の日でした。 子どもたちがあれこれと考えながら限られた時間の中で自分の考えを書きます。 そこには最初に型…

自分にとって価値ある選択をするためには。

毎日は選択で満ち満ちている。そう思うことはありませんか。 朝ごはんは何を食べよう。夕食は何にしよう。 ああ、今日は暑いのかしら。何を着よう。上着は必要かな。 という日常レベルの選択もあれば、 私はこの先どこでどう過ごそうか。 どの職を選んだら幸…

自分の本心と反対の行動を取ること。

5月に入って、寝不足だった 3日から4日にかけては、ほとんど寝て過ごした。 昨日、ソフトボール大会のためにバッティングセンターに行く、という 大学院同期のおもしろい企画に参加することで、 やっとのこと自分の身体を外に向けることができた。 それ以…

教育現場にコーディネーターは必要か。

このニュース。SNS上でよく見ます。 www.asahi.com 昨日は東京都内の中学校に授業参観の実習に行きました。 同じタイミングで他校の大学院に進んだ方が、特別支援の講師をされていると知って驚きました。 しかし、ふと私の大学院同期でも、週に1度講師を…

4月の振り返り

卯月があっという間に過ぎていきました。 『教師教育学 理論と実践をつなぐリアリスティック・アプローチ』のALACTモデルのページ(P136)をPCの横に開いて、 「ごっこあそび」のように振り返りをしてみましょう。 教師教育学―理論と実践をつなぐ…