18日は教育研究科全体のソフトボール大会だった。
個人研究が主となる大学院で、コースがチームとしてまとまる唯一の行事だ。
この日まで準備に時間をそそいできた運営側は、やりきった感があるだろう。こういう行事は運営側にいるほど、学ぶことが多い。人を動かすことの難しさとうまくいったことの喜びは計れない。
一方で、色々な葛藤がある。終わったあとで、学校独自の行事について話題が移った。
伝統と呼ばれるものを大きく変えることはなかなか難しい。しかし、価値観が変わって行く中で、行事を通して得られるものの質も変わってきているのではないか。
バンドでさえ、演奏しないという選択をして、見にきている人を楽しませるという目的をはたすような時流だ。
昨日までの筋肉痛を共有し合うとともに、もっと楽にできることがあるのではないか、とも思う。