放課後の渡り廊下

教育に関してあれこれ迷い悩みながら書いています。

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

なんども、なんども

本や論文を読んでは学び直し、自分の過去を記述しては新しく気づき、人に読んでもらってまた少し先に進む。自分が他者へひらいていることは、自分を変えてくれるために最も大切なことかもしれない。

自分のことをすべて書ける人などいないのだけれど。

自分が何をしたいのか具体的に言語化できない。 今の私の置かれている状況は、この1文に尽きる。 今日は授業の合間を縫って久々に論文についての発表をする。 授業の発表順や共同研究の研究授業準備を考えると、少し無理なスケジュールを組んでしまった反省…

デスクトップに進行中ファイルがいっぱい。

今日から日本文学研究という授業での発表が数週間続く。 秋学期は調査→発表型の演習が続いて、時間をどう使い、どのようにまとめるかが課題になっている。 同時に、今月末に控えた研究授業の準備も進める。急ピッチで、空いた時間は教材作りや調査アンケート…

言われて初めて気づく。

書き出しがうまいよね 昨日の5限は修士論文に関する調査の報告でした。 今は学習記録のあとがきの記述分析をしています。 1年間で印象に残った授業について書いた作文から、生徒の志向や教師の授業のあり方を分析しています。 読んでいると「私は国語が嫌…

今週の学び

私が書くことは独りよがりでありながら、同時に、社会の中に組み込まれた一つに過ぎない。

「〇〇嫌い」を救いたい

私は、ある一定数の生徒が古典嫌いになるのはその通りだと思っています。 古典で教えることは「明確」だけど これまでに私が中学校で扱った主な古典教材は、「いろは歌」「竹取物語」「平家物語」「枕草子」「徒然草」「おくのほそ道」「和歌(万葉・古金・…

今週は文学の秋です。

今週から中国文学演習は杜甫の「春望」の解釈に入ります。日本文学研究は源氏物語紅葉賀の自分の担当箇所の発表に入ります。どちらも膨大な先行研究があるわけで、知ろうとすれば芋づる式にさまざまな論考が出てきます。幸せですね(笑)。ひとまず今日は「…

文献研究の10年の変化

杜甫の詩と源氏物語を読む。 音読する、語句を調べる、古注釈を読む、先行研究を読む… 膨大な参考図書を行ったり来たり。 でもデジタル辞書も多くなって検索が便利になったよなぁという実感。 私が大学生だったのは約10年前なので、10年でこのくらいの変化、…

問いを立てる。

10月は歩く1カ月だった。 木々の色合いの変化を楽しみながら過ごしている。 大きく移動を繰り返した9月までと少し行動を変え、 「腰を据えて」ということばを心に留め置きながら自分と向き合うことに意識を向けた。 心の向くままにやってみること 後半は…