放課後の渡り廊下

教育に関してあれこれ迷い悩みながら書いています。

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

単元のどこに重点をおくか構想する

単元「ことばの意味と使い方」とは 今週の大村はま読書生活の指導の演習は、単元「ことばの意味と使い方」だった。昭和47年1年生3学期の単元である。 いくつかのことばに対して用例を作成し、グループでその使われ方について検討し合う単元である。大村はこ…

点数至上主義の学習観〜「あとがき集」分析から

あとがき集とは何か 大村はま学習記録では、学期の終わりに学習記録を編集する(学習したプリント類を綴じる)。この作業の中であとがきを書く。あとがきと命名されるものの、実際の内容は学期の授業のまとめである。学習記録実践をしていなくても、ポートフ…

質的研究法を勉強する

方法知を学ぶ 昨日は定例の修士論文執筆グループによる進捗報告を行った。なんだかんだと始めて1か月。どの論文も指導の中で「自分を持つ」ことがキーワードとして挙がった。まだまだ研究の目的が抽象的でポイントの定まらない状況である。よりシャープに研…

ストイックへの憧れ~国立新美術館「安藤忠雄展:挑戦」

「挑戦」し続ける 「時を重ねるほどに感謝の思いが募る一方で、彼らもまた住みこなすことに挑戦せねばならない。」 安藤忠雄の原点として紹介された大阪の住吉の長屋に関する文章である。住吉の長屋は都市の空気を家に取り入れるかのように中庭が作られ、生…

集団において教師の役割は何か。

そうなんだ?こういうところが〇〇と似ていて、こういうところが違っているね。 〇〇はこう思ってるんだよね。他の人はどうなのかな?聞いてみよっか。 学級担任をしていて、ある先生に「交通整備すること」を教わる。 オーライオーライ!、の時もあれば、 …

無意識にしていることを言語化する。

今日は書くことの評価に関する論文を読みました。 生徒の作文をどのような内容だと判断し、 どのように評価をするのか、 そこから見える傾向は何か、 こんな論文でした。 忙しい日常では作文添削に時間をかければかけるほど自分の睡眠時間が削られます。 生…

体験しながら気づく。

昨日は大村はま昭和47年11月、単元「国語学習発表会」についての分析と考察を聞く日でした。 秋学期の木曜2限は大村はまの読書生活に関する交流の場について検討していきます。受講者がいくつかの単元を担当し、それぞれが発表する演習形式です。 「国語…

脱二元論。

大学生の時、教育史の授業で「教育って振り子ですね」といった趣旨のコメントを書いた記憶がある。 次の時間に先生が読み上げたからとても印象に残っている。 前々からプラスかマイナスかという思考のあり方に問題を感じていたし、周りの人たちの話を聞く中…

萬狂言秋公演とインプロショー

「萬狂言秋公演」in国立能楽堂 初めての国立能楽堂。初めての鑑賞。DVDで見るのとはもちろんちがい、一つ一つの動作に注視する120分だった。大学院の演習で「狂言記拾遺」を読んでいたため、ちょっとした言葉遣いに注目して聞けたのも面白かった。有難…

10月の課題

国語教育実践演習で指導案作り。 高校生で絵と詩が一緒になっている作品を読んで、絵と詩の関連を鑑賞する授業です。正解はない。一人一人の持つ見方が解釈となる。他者の意見を聞きながら作品に対する見方を広げて行く。コーデイネーターは気づきを促すこと…

自己評価を繰り返すこと。

今日も思いつき。 物事の判断基準を持つということは、ただなんとなくタスクをこなすだけの過ごし方ではなく、なんらかの観点を持って自己評価を繰り返す、ということなのか。

着想論文提出。

10月のテーマは、裁きの場に立つ(笑)。 人前に立つことを恐れない。 何がわかっていて何が不確かなのか、言語化する。 進む。 帰りに300円のお花を買って帰る。

踊れ、踊れ。

サカナクション2017 6.1ch Sound Around 幕張メッセに行く。 ギリギリの入場で、会場に着いた瞬間「新宝島」のイントロ。 ちょっとびっくりし過ぎてフリーズする。 シルエットや光線、スクリーン映像など、光を使った演出は誰が見てもいいだろうと思う。 そ…