放課後の渡り廊下

教育に関してあれこれ迷い悩みながら書いています。

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

過刺激にならないこと―4月の振り返り

2年ぶりの国語の授業がスタートして1か月。 と言っても,標準学力検査や全国学テ,修学旅行があったりして,実際の授業は5~6時間程度だった。授業開き・オリエンテーションからはじまり,「春に」の単元を4つのコース別活動で展開して連休に突入した。 最…

近美コレクション「風雅の人 蠣崎破響展」をみる。

北海道立近代美術館のコレクション展を見に行く。 www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp 目的は蠣崎破響展。 「おばあちゃんのおじいちゃんは松前藩の有名な絵描きさんに仕えていた人なのよ」というのは,私が幼少期に聞かされた祖母のルーツを語る時の決まり文句…

谷川俊太郎×山田馨「ぼくはこうやって詩を書いてきた」

少しずつ春らしくなってきた北海道。今日は雨。 先日,引っ越し先の図書館で借りた谷川俊太郎と編集者山田馨の対談本を読了。 ぼくはこうやって詩を書いてきた 谷川俊太郎、詩と人生を語る 作者: 谷川俊太郎,山田馨,川口恵子 出版社/メーカー: ナナロク社 発…

書評コンテストとブックハンティング

読書指導の中で「書評」を書くっていう言語活動を考えるけれど,実際自分もやってみて実感するのは書評を書くのってむずかしいよなっていうことだ。 光村3年生の教材に竹田青嗣さんの「「批評」のことばをためる」というのがあるが,そもそも批評の語彙が日…