2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧
世の中は情報過多だ。 今しかできないことは何か。未来の自分のために今できることはなにか。 「そんなのわからないよ」「そんな時は、自分の好奇心の向く方へ」 そうだった。この先のことなんて誰にもわからない。正解なんてなくって、価値を作るのは自分。…
私たちは「おもしろい授業」を考えるのは得意だけれど、 その授業が確かに効果があったのか「検証する」ことを曖昧にしている。 昨日はそのことを前提にして、主として授業研究の方法を学んだ。 大学院生になってよかったと思うのは、 自分が学習者になれる…
昨日は田近洵一氏『国語科教育問題史』を読みました。 戦後国語教育問題史 作者: 田近洵一 出版社/メーカー: 大修館書店 発売日: 1999/04 メディア: 単行本 クリック: 1回 この商品を含むブログ (2件) を見る 田近先生と言えば、国語研究界では国語教育の辞…
私は作文が苦手だ。 よく書けたな、という時もある。 しかし、「いまいちだね」「何が言いたいのかわからない」「思いが伝わってこない」「そもそも“てにをは“ができてない」と、職業を忘れたいくらい酷評を受けることもある。 たいがいそういう時というのは…
週末は東京に行ってきた。 研究会への一般参加は本当に久しぶりだったので、 どう立ち振る舞えばよいのか、少し(結構かな…)緊張していた。 その緊張をごまかすように苫野さんの本を読みながら電車移動した。 子どもの頃から哲学者 ~世界一おもしろい、哲学…
今週、もっとも心が弾んだ授業は国語科教育法だった。 今年は大村はまの歴史的アプローチによる検証がテーマだ。 詳しい内容は言えないけれど、大村はま実践の美しくない部分をたくさん見た。 そりゃそうだ。どんな教師にだって、試行錯誤はある。 大村はま…
国語科の世界にいると、みなさんの読書量の多さに驚かされます。 国語教育コースに来てからも「○○は知っている?」という会話を耳にします。 知らないことが多いのですね。 その度に私は恥ずかしくなります。 私は文学少女ではなく、漫画とテレビとファッシ…
昨日は中原淳監修・脇本健弘・町支大輔著『教師の学びを科学する―データから見える若手の育成と熟達モデル』(2015、北大路書房)を読んでいました。 www.amazon.co.jp それでここ数日「科学する」という言葉が気になっています。 大学院での授業が開始して…
昨夜は新入生歓迎会だった。 たった1年の修士経験の違いにも関わらず、 修士課程2年の先輩たち(私にとって年齢は下の方ばかり)が (修士論文構想発表会前のとっっても忙しい時期に)とても温かい会を開いてくれました。 こんなにも教授陣と近くで話せる…
昨日は夕方から激しい雨が降る。 天気予報では「雨」と伝えられていて、 5・6限の授業は気が気じゃなかった。 自転車で通学するようになって、 「雨」の憂鬱さが3倍になった。 学習者にも日常がある。 その中で、毎日の学びがある。 スパッと切り上げて「…
わたしは困ったふりをするのが得意です。 というと、誤解を与えてしまうかもしれません。 本当は大したことないのに大げさにふるまって、「かまってちゃん」ですかー? と印象を持たれてしまう危険もあるからです。 人にどう思われるか、日々考えなければな…
大学院生になって半月が経ちました。 最初の1週間は生活を整えることで精一杯。 次の1週間は大学院での諸手続きをすることで精一杯。 おそらく来週は各授業のガイダンスと 本格的に始まってくる授業の課題とで精一杯になってくるでしょう。 そんなわけで、「…
2017年4月から北海道の長期派遣制度で筑波大学院で研修をすることになりました。 発表になってから、よく聞かれたのは、 まだ勉強すんの⁉︎ でした。みなさん、勉強が嫌いらしい…笑。「そんな面倒なことになって大変ですね…」なんて方も…。 それが、言いにく…
「大村はま国語教室1」を読んだ。解説は倉澤先生である。大村はま氏の研究に対する姿勢と裏側を具体的なエピソードとともに書いている。 その章立てで「2 超人的能力」とある。ここでは大村氏が講習会に参加した際の速記力、丁寧さを見て貪欲に学ぼうとす…
書くことでわからないことがわかる。 わからないこととわかることを自分で知るために書く。 書くにはさまざまな意義があるけれど、今のわたしに必要なのは、自分を知るために書くことだ。 このページを読んでいる方と共有できないことも多いかもしれない。 …