放課後の渡り廊下

教育に関してあれこれ迷い悩みながら書いています。

実践を整理するための観点と授業づくりで大切にしたいこと

今日は現実的な作業の1日。

10月3日の修士論文中間発表に向けて、これまでの調査のまとめを作り始める。今月上旬に一度作ったプロットとは違った見方が出て来ている。いろいろな疑問点をまとめていくと、学習記録をめぐって「①目的②内容③機能④形態⑤方法⑥評価」の観点で整理するのがよいのかなと思う。この捉える視点は、ノート指導や記述分析の先行研究を追っかけて得た成果である。

日が沈み、思考が停滞してからは、単純作業に移行。3年間の学習内容をエクセルの表にまとめる。1時間で達成できる課題、その課題がその時間内で完結してしまうことを記録からひしひしと感じながら、こうなってしまうのは、授業が始まる前にどんな目的でどんなプロセスを描くか、その思考や判断ができないからなんだよな、と思う。教師がガチガチに活動を規定することに抵抗感もありながら、子どもたちには力をつけてほしいと思うし、新しい知識も獲得してほしいとも思う。

この後、自分が教室に戻った時に、何を大切にして授業を運営していくか、切実な問題である。