放課後の渡り廊下

教育に関してあれこれ迷い悩みながら書いています。

書くことのプロセスで生まれること。

夏休み前、テスト前。

先のことを考えると優先順位が変わって、時間に余裕がなくなっていく。計画の足りなさが露呈する。

時間がないから、ついつい締め切りや完成に目が向く。終わらせる学習になる。

 

はっと現状に気づかせてくれるのは、学習者の記録。書いている途中での気づきに目を向ける。

最初は考えられなかった新しい発想、こういう題材ならいくらでも書けるといった自己認識、資料活用など執筆方法の再選択、筆者へのリスペクト…そんなことが実感として生まれればそれで学習としていいねをあげたい。

 

どんな気づきがあったのか自分に問いを向けることで、書くことの学習の価値を自分の中に根付かせる。