2025年になってもう10日目です。年始に入試があると、1年を振り返る余裕もなく過ぎ去っていくものですね。今年も細々と思うところがあれば書き記していきたいと思っています。改めて、本年もよろしくお願いします。
2024年はiPad記録の年
2024年のブログエントリーを読み返すと、10エントリー。ほとんどは春だった。休まずに働くことが個人的に大事な1年だったので、オンラインの実践交流の場も手放して、ひたすら生活と仕事の往復だった。ここ数年の中でも、頑張って働いた1年だったと思う。
7月までの7つの単元は自分でも驚くくらいに精力的だったのだが、秋以降部活動を見る機会が多くなったのをきっかけに立ち止まってしまった。1年間を通して単元学習を創造し続けることの難しさを実感する。私のキャリアの中で部活動はいつも鬼門である。
それでも、iPadには助けられた。タッチペンでの記録を残し始めたことによって、単元計画のメモや、授業途中の気付き、諸々、表立って表現することのない自分の内面の言語化を手伝ってくれた。まとまって書き表すことはなかったが、昨年の自分と比較しながら、1年を見通して、今何に力を注ぐべきなのかを考えたような気がする。
ともすると、過ぎ去っていく日々の中で、その日その日の出来事や自分の状態、情動の変化を思い出させてくれるのはいつだって記録だった。今も私の手元には、13歳だった私の冬休みの記録がある。25年の月日が経っても、私は自分自身の為に記録することを手放さないだろう。