授業づくりを科学する。
人と関わって生きていく
学習者にも日常はある。
困ったら人に聞いて歩く。情報はゴロゴロと転がっている。
論文を書かなければならないことはわかっているけど、何からどうしていいかわからない!
大学院生になって半月が経ちました。
最初の1週間は生活を整えることで精一杯。
次の1週間は大学院での諸手続きをすることで精一杯。
おそらく来週は各授業のガイダンスと
本格的に始まってくる授業の課題とで精一杯になってくるでしょう。
まぁ、4月ですから、仕方ないのかもしれませんが・・・
1冊目に手にしたのは、大学書籍部でも平積みされていたポール・J・シルヴィア(高橋さきの訳)
『 できる研究者論文生産術―どうすれば「たくさん」書けるのか』です。
できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか (KS科学一般書)
- 作者: ポール.J・シルヴィア,高橋さきの
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/04/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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最近、五郎丸から始まって一流で活躍する人たちのルーティーンの実行が注目をされています。
私は気分屋なので、目標を立てて実行するのは苦手なのですが、
成すべきことを成したいと思うのならば、どの行動を優先するかは考えていかなければならないなと思いました。
ちなみに、読むことも書くことも一つの生産工程だということも明確になりました。
ってなわけで、今日はポール・J・シルヴィアの真似をして、
寝起きにコーヒーを入れてから、まずはパソコンに向かっています。
場所は寝室です。
いろいろこだわっているよりも、まずは行動すること。
これまでの自分を振り返ると、いろいろな理由をつけて
行動してこなかったことってありますよね・・・
まぁ、書く内容は昨日読んだ時点でほぼ決まっていたのですけど(笑)
なにはともあれ、今年はチャレンジの年ですから、行動あるのみです。
何のために大学院に行くの?
2017年4月から北海道の長期派遣制度で筑波大学院で研修をすることになりました。
発表になってから、よく聞かれたのは、
まだ勉強すんの⁉︎
でした。
みなさん、勉強が嫌いらしい…笑。
「そんな面倒なことになって大変ですね…」なんて方も…。
それが、言いにくいのですが、私は自分から行きたくて大学院に進むのですよね……趣味の延長にあるって言ったら怒られますか、ね。とにかく、ワクワクする気持ちが大きいのです。
ここ数日は周りの反応を知り、いかに私が変わりものなのかを実感するのでした。
細かいことを言えば、勉強と研究は違います。
スタート時点では「学び直したい」が一番の動機でしたが、大学院は研究をする場だよ、と数少ない私の知り合いの大学院関係者は言います。
中学校に勤務していると、日々の授業が流れるように過ぎていくのを感じます。
なぜこれを学ぶのか、疑問が湧いても追求する時間をあまり持てていなかったのです。
さらに正直に話せば、研究、という言葉も私にはまだ理解できないことです。
テーマを決めて論文や書籍を読んで、関連付けて、実践と照らし合わせながら一考察をまとめること??くらいのイメージです。
それから、研究には他者貢献の視点もある??と思います。やるからには、何かの役に立ちたい。でも、自分の切実さを持っていないと活動を続けることは難しいと思うので、自分自身を知ることも必要なことだろう、とも思っています。
ともすると、周りからの刺激に過剰に反応して、自分を見失いがちになりやすい私です。だから私は何をしたいのか、何ができるのかを考えながら、まずは2年間、研究活動をする予定です。
在り方はさまざまにあるのでしょうが、最終的には、大学院に行くことで、この先また出会う子どもたちに何かを伝えられる自分でありたいと思います。
今ははじまりの時だから、希望や夢を語りやすいでしょう。この初心を忘れないように書いておきます。
さあ、これから何があるかわからないジグザグの道を行きましょう。苦しくも楽しいと思えるくらいを目指して。