放課後の渡り廊下

教育に関してあれこれ迷い悩みながら書いています。

書かれていることをどこまで信用するか

生徒が書いたものを分析する際に、どの程度その言葉は生徒の本心を表しているのか、という問いを必ず受ける。教室で書かれるものは、教師や級友に読まれることを前提として書かれることが多く、その前提を踏まえて読まなければならない。ただ問題としたいのは、「その授業で書かれたもの」という事実である。本心かどうかは別として、授業で生徒がどのような表現をしたのかということは分析することができるだろう。そこには生徒の選択意志が働いている。