お譲りチケットで2公演入らせてもらう。
1公演目はスタンド上段で演出全体が見渡せる席。制御型のウォッチ型ライトで、時おりキラキラ光ったり、魅せる演出ではライトを消して歌唱やアートな小道具演出が光る。
2公演目はアリーナ前方、小山くんのファンサービスの豊富さと、観客のコントロールに長年のキャリアを感じる。ステージを移動したり、音を鳴らして観客も参加したりする LIVEは、演者のちょっとした一言があるかないかで次の動作が決められていく。授業づくりみたいだ。
加藤シゲアキさんの創作したストーリーに合わせて松たか子さんのナレーションがあり、「音楽を食べる」テーマで演出が進んでいく。他のジャニーズとは一味違ったアートな演出があるのも魅力的だ。
最近のトレンドであるダンスは、バキバキの一糸乱れないダンスだが、NEWSは少し違うし、終盤は彼らの体力の限界も垣間見えたが、3人の歌唱パターンも安定してきて、回を重ねることに良さが出てきた。
決してジャニーズ王道路線のアイドル像ではないけど、MCでのトーク力もさすが、客層に合った懐かしいメロディのセットリストも、サービス精神の豊富さを感じられる。
観客を巻き込んでのカスタネット演出など、チャレンジングな企画もあって、新鮮さもあった。