協同で授業案づくりをしています。
その中で、岸田衿子さんの『ソナチネの木』を教材化する授業が注目です。
テキストだけではなく、文字と絵が融合して視覚的な読みを促すしくみになっているところがおもしろいです。
国語の授業に親しんでいる方は、「純銀もざいく」なんかがイメージしやすいでしょうか。「いちめんのなのはな」が菜の花畑を表すかのように繰り返し用いられています。
他にどんなものがあるのか気になって、昨夜大雨警報の中、
旧図書館情報大学の附属図書館に行って絵本探しをしてきました。
ここは中央図書館に比べて児童図書が充実しています。
この本はところどころにテキストがL字型に配列されています。
絵との関連性が気になる絵本です。
もじたちが葉っぱの上でくらしているという設定です。
絵の中にもじやことばがあって、本文との関連がおもしろい1冊です。
その他にも、文字が入っていない、絵や写真だけの絵本も数冊借りてきて、
それぞれの絵本でどんな授業ができるか作ってみる、というようなことをやっています。
この授業の裏側では「見る力をつける」がテーマになっています。
読むことの中で比喩的に「見る」を使ってきていますが、
さて、どんな授業ができるのか楽しみです。