放課後の渡り廊下

教育に関してあれこれ迷い悩みながら書いています。

教えることと学ぶこと,どう考えて授業づくりをするか

オーソドックスに,教えることと言えば…でこの本を手にする。

教えることの復権 (ちくま新書)

教えることの復権 (ちくま新書)

 

そして,教育心理学からの視点で,この本も手にする。

学ぶこと・教えること―学校教育の心理学

学ぶこと・教えること―学校教育の心理学

 

 気になったところをノートに書き写して考える。学び直すことが多い。

 

学ぶことの再考を通して,学習者が自ら学びを発見することの関心が強くなっていったわけだが,一方で,実際に授業をしてみると「場当たり的で表層的な興味」に終始しているのではないか,という疑念も尽きない。

ふと,大学の授業で「教師がモデルを見せる」場面を目の当たりにした経験を思い出す。学習者に真似させることから学びへの発展を目指すものだ。学習の積み重ねにより,後半は自分たちで挑戦してみる学びにつながっていく。

 

やはり,学びのステップが大切ということか。

モデルを示すことが,最初の踏み台になれればいいなと思う。