放課後の渡り廊下

教育に関してあれこれ迷い悩みながら書いています。

締切を設けると動き出すけれど…

今日は久しぶりの大学院授業だった。

「授業が〇時からなので、それまでにこの仕事を終わらせよう」とリミット意識を持つと仕事がはかどる。時間制限を使いこなすことは効率的な仕事術の一つだと思う。行動していると、ふと次のアイディアも浮かんでくるもので、相乗効果で別の仕事にもとりかかれたりする。

気をつけなくちゃなぁと思うのは、タスク処理にぐっと意識が向けられることで、ゆったりと考える時間が失われていることだ。テスト前「だけ」勉強のように、無理にその時間だけエネルギーを一局集中しているうちは習慣として継続することは難しいなと思う。行動の意義を自分の中に持つことが、継続の力になるのだと思う。だけど、実際に自分の授業を思い出してみると、いかに限られた時間の中でエネルギーを出して頑張らせる活動の多いことか……。

時間を限定することで生まれるエネルギーも必要だなと思うけれど、なぜそれをするのか?と問えることのほうがずっと大切だと思う。常に何らかの結果を残さなければならないような環境は、ちょっとつらいな、と思う。