放課後の渡り廊下

教育に関してあれこれ迷い悩みながら書いています。

記述の読解

共同研究のワークシートやアンケートの分析を繰り返す中で、記述の読解が回を経て変化していくことに気づく。今朝はふとした瞬間に見落としていた視点を思い出して、それがデータの見方に変化を与えていることに気づく。その上で、学習記録の生徒の記述を読むと、過去に抽出したカテゴリーとは違った枠組みが出てくる。

学習記録の面白いところは、自分の学びの内容だけではなくて、教室全体の記述や、教師の授業構成にも入り込んだ記述が出てくることだ。時を経れば経るほど、授業を見る目がついてくる生徒もいて、生徒は1番の批評家だな、と思う。

そんなことに気付くか気付かないかも、時間と経験が織りなす目があるからなのだ。