今年度は持ち上がりの中学3年生4クラスを担当しています。
ここまでの4ヶ月弱の授業を箇条書きします。
4月 表現技法と詩の良さを語る:長田弘「世界はうつくしいと」
人物像から人の生き方を考える:井上ひさし「握手」
5月 漢文から好きな言葉を探す:「論語」
古文を暗唱する:「おくのほそ道」冒頭文
6月 中間テスト,学習記録まとめ
具体と抽象:山極寿一「作られた「物語」を超えて」
7月 俳句の鑑賞文を書こう:宇田喜代子「俳句の可能性」「俳句を味わう」
オンライン句会:生徒が創作した俳句をGoogleクラスルームで投句して批評し合う。
芭蕉の見たこと・感じたことを捉える:おくのほそ道(平泉)
このほかにも言語事項や漢字の授業もありますが,全体的に単元として完成したものはなく,1時間1時間,課題を決めて取り組むような授業でした。タブレットPCが6月から導入され,生徒に小テストの結果を入力してもらったり,俳句を投稿してもらったり,今のところ有意義に使えています。
昨年度よりも週1時間分時数減なのですが,昨年度は中止になっていた生徒会活動が本格化し,4月には修学旅行,そして教員人生で2回目の部活動メイン顧問を任されていて,全く余裕のない3ヶ月でした。体重も急激に落ちてしまい,体力をつけることもこれからの課題です。