学校・授業
間を挟む壁はどこにあるのだろう。 その壁を越えて,歩むことができなければ,対話も始まらない。
10月は校内の研究授業があり,久々に感じた興奮をどう解釈するのか考える1か月だった。また半年ぶりに定点観測の教室を訪問し,変わってしまった自分の感覚に気づかされたりもした。断片的にしか書くエネルギーがないので箇条書きで残しておく。 ・竹田青嗣…
単元を終える度に「もうちょっとどうにかできなかったのかな」と思う。 単元を考えている間は,この学習がどのように進むのかワクワクして考えることができる。 いざ授業が始まってみると,自分の独りよがりな考えに気づかされたり, 学習者の困難に直面した…
校内研修で授業研究をした。 久しぶりの公開授業で,指導案作成にだいぶ手こずっていたが, 何のためにこの単元が必要なのかを考えて作れたことは嬉しいことだった。 相変わらず自分の思いが先行している点は自覚しなければならないけれど, その先へは,ま…
明日から始まる単元を前に,国語科通信を書いた。 *** 読書は新しい世界をひらく扉だ。 本は私たちを一歩先へといざなってくれる。 今のあなたの読書をもっと充実させたいとき,”書評”がきっと役に立つはずだ。 書評にはあなたがまだ読んだことのない作品…
9月もあっという間に過ぎ去った。 定期テストや学力テスト(業者テスト)の採点・評価業務,文化祭準備による多忙感の中毎日を過ごす。 加えて,来月の校内研修研究授業に向けた授業づくりを考える時間も多くあった。 今は「書評」と取っ組み合っている。市…
お盆が明けると北海道ではあっという間に学校が始まる。夏休みは短い。夏休み中に学習記録を読み直して,一人一人の学習状況を把握したいと願ったが,思うような時間は取れなかった。これが現実。 夏休みが明けるとすぐにテスト前,授業はテストを意識した進…
テスト後は,3カ月の授業の振り返るための学習記録づくりと,説明文「月の起源を探る」を使った説明文を書く単元だった。 学習記録づくり 本来であれば学習記録の完成モデルを示したり,目次をつくったりする時間を設定するのだけれど,今回は目次も作成せず…
評価の現実と向き合い続ける6月。 評価・・・というか,評定。「絶対評価」の意味を考える。テストの公平性も考える。 20数時間の授業の中で,生徒の姿をどれだけ描き出せるというのだろう,と思う。 評価は大きく3つの役割がある。 一つは学習者自身が自分…
運動会,中体連…と目まぐるしく初夏は過ぎて行った。 年に数回訪れる,繁忙期である。 気づくと定期テスト作成,採点,成績づけ。締め切り仕事は悠長に構えると痛い目に合うので気が抜けない。加えて,こうした仕事は細かなミスが許されないものが多い。チェ…
5月連休明けの学校は,運動会に向けた学級・学年としての取り組みがメインとなる。朝練,外での学年練習,総練習と,非日常の1週間が続いた。 そんな中で,国語科授業は粛々とルーティーンの漢字テストが始まる。定期テストに向けてテスト範囲も意識するよう…
振り返りとは,自分の行為を問いを持って考えることなんだなと思う。 学習者を見ているとただ「単元をふりかえろう」と言っても表層的な実感しか言語化されないのだけれど,一つ問いを投げかけるだけでまったく違った質の振り返りが展開される。 詩ってなん…
オーソドックスに,教えることと言えば…でこの本を手にする。 教えることの復権 (ちくま新書) 作者: 大村はま,苅谷夏子,苅谷剛彦 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2003/03/01 メディア: 新書 購入: 8人 クリック: 34回 この商品を含むブログ (33件) を見…
2年ぶりの国語の授業がスタートして1か月。 と言っても,標準学力検査や全国学テ,修学旅行があったりして,実際の授業は5~6時間程度だった。授業開き・オリエンテーションからはじまり,「春に」の単元を4つのコース別活動で展開して連休に突入した。 最…